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人類知性獲得の歴史に準じた認識能力の育成

ピグマリオン学育メソッドは、人類の知性獲得の歴史に準じて習得できるよう、体系的にまとめられています。
教えるのではなく、自ら学ばせるという方法で、3才から小2の子どもに適切な刺激を与えると、70~80%の子どもは小2~小3までに、小6までのカリキュラムを終了することができます。

知性とは、人類が創りあげた現実を認識する方法を体系化したものです。
それは、①指先→②空間→③図形→④数論理→⑤言語→社会性という順番で認識能力を高めながら発達していきます。

ピグマリオン思考力の樹

ピグマリオン学育のカリキュラムには、1回のレッスン中に必ず①~⑤の能力開発を取り入れています。
既存の教育法にありがちな覚えさせることや暗記させるだけの指導は、高い能力を発達させるためには有害です。
では、どうやって高い能力を育成するのでしょうか。
ピグマリオン学育の能力育成法を簡単に説明いたします。

知性を創る5つの能力

①指先能力の育成

幼児教育で重要な指先能力の育成

握ること・つまむことの大切さ
サルと他の動物との違いは、物を握ることができるかどうかということです。
一見してサルには見えない原始的なサル(アイアイや メガネザルなど)でも、サルならば物を握ることができます。
しかし、サル以外の動物は物を握ることができません。
しかも、指と指で物を掴むことは、高等なサルにしかできないのです。

そして、一番人間に近いといわれるチンパンジーでも、親指と人差し指で物を掴むことができません。この親指と人差し指を対向させることこそ、人がサル以上の能力を 育成する基礎となった能力なのです。それとともに、人間だけが進化させた能力である、目と手を協調させて使うという能力の向上が行われ、サル以上の進化を遂げる基となったのです。

指先の調整能力が未発達な子どもは、考えることができない
指先の調整能力が未発達な子どもは、学ぶ力が弱く、思考力や想像力も低いレベル(つまり、チンパンジーと同じレベルです)なので、暗記したり、繰り返したり、 覚えたりすることによって知識を増やすということになりがちです。
そのため、まず「以前やったことがあるか」、「それを覚えているか」という 考えになります。
つまり、新しい問題があっても、それを解決しようという意欲が育たないのです。

両手を使うことの大切さ
精神的にも知的にも自立していない子どもは、片手で物を処理しようとします。
ボタンを留めるにしても、ズボンをはくにしても、片手ではなかなか上手にできません。
食事、鼻をかむ、ハサミで紙を切る、ひも通し、全て片手だけではできません。
図形遊びの時に、片手で物を置こうとする子どもは、今まで片手の生活をしてきた子どもだと考えられます。
子どもが片手のみで物に さわる時、もう一方の片手はどうなっているのでしょうか。
それは、親の手や体や服を握っているのです。
そして、親とつながることによって、肉体も精神も頭も親の一部となっているのです。
物事は両手でしなければ上手にできないので、親が片手を貸して物事を処理してきたのでしょう。
つまり、肉体も精神も頭もまだ自立していないのです。
自立する必要もなく生きていけるならば、いつまでも自立できません。
必要があるからこそ能力が育成されるのです。
指先の能力を高めるには、両手を使った遊びをさせることが大切です。

目と手を協調させて物事を完成させるという経験と、両手の 関係の中で 一つのことができあがるという事実が、生きていくための基礎となるのです。 あらゆるものは関係の中で存在しています。
分断したり、部分だけを見ることは、正しい意味での「片手落ち」です。
正しく物事を理解し行動するためには、片手落ちになってはいけません。 両手を使うこと、つまり全てを使うことが必要なのです。
能力を全開にして一つのことを成し遂げると、一皮むけた能力を獲得していることが多いのです。

②空間能力の育成

ピグマリオン思考力の樹

空間能力が思考力の枠を決定する
人間の目は情報を二次元で捉えて、頭の中で三次元に再構成しています。
つまり、 三次元空間把握能力は、人間が創った後天的な能力なので、放っておいて育つものではありません。
しかし、旧来の教育では空間把握能力を訓練していませんので、ほとんどの大人の空間把握能力は低いままです。

知性の中に空間把握能力がないと、解答はできても問題解決能力は育ちませんし、日常の生活でも様々な形でそれが現れます。
物を失くす、こわす、ぶつかることが多い子どもは、空間把握能力が低いことが多いのです。
空間把握能力が低いと、28+57、54-27、327+498、623-375、3486+2648、7426-4563 などの加減暗算を数論理的に理解できません。
そして、見える現実を量的に把握することができないので、長さ・時間・かさ・重さ・面積などを 数量的に理解できないのです。

人間関係や社会性も三次元思考で
人間関係を理解し、良好に保つためには、三次元的知性や思考力、つまり他者の心にまで配慮できる知性が必要です。
認識能力や問題解決能力が三次元的になれば、人間性も広く豊かになります。
これは、脳の前頭連合野がよく発達しているからだと考えられます。
ピグマリオンぷち教室での教材を親も子どもといっしょに学べば、知らず知らずのうちに空間把握能力が付き、脳の前頭連合野が発達してくるのです。
空間把握能力を伸ばすと、全教科の成績を驚異的に伸ばすことができます。
並みの成績だった子どもが、いきなり学年で5番以内に入ったり、通知表で1だった教科が5になったりします。
単に点描写(空間把握能力をつける教具)を毎日1題、2~3週間続けるだけでも、視野が広がり性格も落ち着いてきます。

③図形能力の育成

ピグマリオン思考力の樹

図形把握能力が思考力を育てる
人類は知的獲得能力の長い歴史の中で、 最も現実に近い図形形態の捉え方として、ユーグリッド幾何学を生みだしました。
ユーグリッド幾何学とは、2000年以上 前に確立された、空間と図形の学問です。
人が地球上の物体のとらえるためには、ユーグリッド幾何学を自らの頭の中に構築する必要があるのです。

ピグマリオンでは、幼児期(2~8才)にユーグリッド幾何学の基本となる要素を学んでほしいと考え、カリキュラムを構築しています。
なぜなら、90%以上の脳が創りあげられる幼児期に、図形形態能力が立ち上がるからです。
ですから、小3~4年生から図形学習を始める今の学校教育は、時期を失していると考えています。

どのような図形能力を育てるか
「育てる」という言葉は、創りあげるということです。種や要素の段階から、刺激を与えて生育させ、 人類共通の認識レベルまで創りあげるのです。
図形能力は、人類がこの世を捉えるために考え、創りあげた能力ですので、後天的に自らの脳の中で 創造するしか方法はありません。
例えば、円・三角形・四角形という図形も、頭の中に育てないと捉えることができないのです。
つまり、自分の頭の中にある図形しか認識 できないのです。
ですから、図形能力は幼児期にじっくりと育て上げてほしいのです。
学校教育では、図形の学習は小4~小6の内容になりますが、その年齢では脳の大半が出来あがってしまうので、根本的な能力となりにくく、単なる知識や技術に留まってしまうのです。

④数論理能力の育成

ピグマリオン思考力の樹

数論理能力が思考力を高める
数学的思考力とは、空間位置把握能力と図形形態把握能力と数論理能力が総合されたものであり、現実を知的に理解する方法の体系的能力です。
全ての能力は、数学的能力に集約され、その土壌の中から花開くのです。
そのためには、人類の知性獲得の歴史に 準じて体系づけられた多量の事実のみを、 楽しく刺激するように子どもに与え、数学的知性や思考力を育て上げる必要があります。そこから、高い創造力が養われるのです。

■1万までの数の認識と加減暗算(命数法・記数法の確立)■1~3の数を理解する
1~3は、色・材質・長さ・かさ・時間・重さとは無関係に存在する概念であるということを理解させる
1~3の刺激 これは1です
1~3の比較 どちらが2ですか?
1~3の多少 どちらが多いですか?
1~3を聞く これはいくつですか?

■4~5の数を理解する

4を2と2、1と3、5より1少ない数、5を2と3、2と2と1、4と1などと理解させる
しかし、5までは瞬時に把握できるようにする。お金も参考にする。5円・50円・500円・5000円



■6~10の数を理解する
6は、3と3、5と1と理解させる
7は、3と4、5と2と理解させる
8は、4と4、5と3と理解させる
9は、3と3と3、5と4と理解させる
10は、3と3と4、5と5と理解させる
以上のように、1~5を使って6~10を理解する

■11~20の数を理解する
ヌマーカステンという5進法で考える学具を使って、3~4歳児のうちに、1~20までの数の理解と加減暗算能力を育成可能

■21~100・101~10000の数を理解する
ドット棒という10進法で考える学具を使って、4~6歳児のうちに、1~10000までの数の理解と加減暗算能力を指導し、 個・本・枚・束などの単位も指導

■それ以上の数を理解する
それ以上の数は、一・十・百・千・万・億・兆・京・・・・との組み合わせで、記すことができることを理解させる

⑤言語能力の育成

ピグマリオン思考力の樹

言語能力と社会性が人生を豊かに意味あるものにする
本をたくさん読んでも、それだけで言語能力は伸びません。思考力を高めると、他者とのコミュニケーションを求めて自然に本を読みだします。このときに、本当の言語能力が育つのです。高い知性を育てるためには、高い言語能力が必要です。そして、高い言語能力は高い社会性を持っています。なぜなら、最も高い知性とは、社会性のことだからです。言語能力は、数学的思考力(空間・図形・数論理能力)の表現技術に過ぎません。よって、数学的思考力の高い子どもは、国語の成績もよいのです。

■空間能力・言語能力・社会性(性格)の関連図

空間能力 言語能力 社会性のレベル/性格
一次元 一人称 自己中心的性格
二次元 二人称 自分と接触するものだけを大切にする性格
三次元 三人称 自分に無関係なものにも考えが及ぶ優しい性格

人を憂うることを優しいと言い、優しい人は優れた人です。


 

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